今年もよろしくお願い申し上げます (まえかわ)

今年も当科を,そしてこのサイト,このブログをよろしくお願い申し上げます.

訪室の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます.

 

年末3日間臨時手術を含め働いておりましたので,年始3日間のお休みをいただいております.

 

 

隔日更新が続いておりますが,おそらくこのくらいのペースで更新することになるかと思われます.

 

去年は3月のバリ編で旅行者下痢症になって客死しかけたり,学位審査で倒れそうになったりといろいろありましたが,学術の神様のご加護か,なんとか乗り切ることができました.

 

さて,3日間の休みですが,初詣以降にもそこかしこの神社さんは渋滞,行列で喜び勇んで参ろうという気にはとてもならず,混雑を回避してから行こうという結論に達しました.実家に帰ろうにも,凍結している峠をいくつか越えなくてはならず,それも危ないので山形でのんびりすることに.

 

 

とはいえ,貧乏性のためか家にいても落ち着きません.

 

 

暇を持て余して,一昨日はなぜか,駅前の新設の献血ルームで10年ぶりに献血してまいりました.

私たち心臓外科医という人種は,湯水のように輸血を使うのです.

 

手術を終えてきた患者さんが集中治療室に収容されますと,

 

『もっとガンガンMAP(赤血球輸血)入れよ.Hb(血色素値)上げようよ!!』

 

・・・とか・・・

 

『ギャーッ!!!  出血とまんねーよ!! もっと血小板輸血入れよ!

 

 え?  県内に血小板無いの??  隣県から取り寄せてよ!!』

 

・・・

 

というのは日常茶飯事であります.

日常的に献血して下さっている皆さん,赤十字のみなさん,ありがとうございます.

 

なぜ献血しようかと思ったかといいますと,ある日集中治療室で患者さんにガンガン輸血している途中,若い女性の看護師さんが

 

『アタシ 結構献血行きますよ.そういえば,新しい献血ルームきれいでしたよ.

 

 ハーゲンダッツ食べてきちゃったし』

 

ときいて,興味がわいたわけです.(※決してハーゲンダッツを食べたかったわけではありません)

 

 

さて,400ml輸血したわけですが,針を刺されるのはおっかないものです.

基本的に私たち医療従事者は,人に痛いことするのは平気ですが,されるのは結構苦手です.

 

その証拠に,インフルエンザの予防接種も医局の冷蔵庫にいつまでも打たれずに放置されています.

(うちの医局だけかもしれません…)

 

私   『先生,(インフルエンザの)シーズンになる前に打ちましょうよー』

 

内田先生『今日は,ちょっと体調わりーなあ.  (ゴニョゴニョ)』

 

金先生 『うーーー(汗).   今日はええわ.』

 

後日全員を監禁し,強制的にインフルエンザの接種を完遂しました.

 

 

 

 

 

去年の課題として残っている『統計学』の勉強を始めることとしました.

 

医学研究に携わっている方みなさんそうだと思うのですが,実験データ(私の場合は細菌学的な疫学データ)を処理する『統計学』のことです.

 

学位審査はかなり突貫工事でしたので,バイキン先輩のA先生と統計学の先生の所に駆け込んだりしたのですが,自分自身が統計学をちゃんと勉強していないと結局のところいい研究はできない,という結論に昨年末くらいに到達したわけです.

統計処理に自信がありませんと,導き出された結論がいい加減なものになってしまうからです.

 

データ収集も地道には行っているのですが,こういう統計も含めた『方法論』も,良質な研究には必須なのでは,と実感しております.

 

統計学の教科書もいろいろ読んだのですが,大学院生のみなさん,これから統計を勉強しなきゃ,と思っている方のために言いますと,なんといっても数式が少なくて実例がたくさん載っている本が一番です.小難しいことを難解な数式で書いてある分厚い本は,絶対に買ってはいけない,ということがやっとわかってきました.

 

 

さて,今日は画像なしなのでまたyou tube動画を一つ.

ジャズが最近多かったですので,東京スカ~の『Pride of Lions』

この動画はApp storeでも購入できるのでダウンロードしてiPhoneにも入れているのですが,元気が出る動画であります.

 

『Share a dream with us』

のとことか,

『You will not be completely alone』(1分58秒あたり)の歌詞の後ベルトーンのところとか,非常にカッコイイのです.

 

 

ということで,散文的になりましたが今年もよろしくお願いいたします.

コメントをお書きください

コメント: 4
  • #1

    チョコラータ (水曜日, 02 1月 2013 16:32)

    こんにちは。

    さっそく聞かせていただきました! 良いですね~(^^)楽しくなっちゃう

    ホント元気が出ます。

    特に「share a dream with us」と、「you will not be completely alone」は、わたくしもとても感動しました!この歌詞もいいですね。心強くなれる言葉です。

    昨年は わたくしにとっては大きな試練が降りかかった年でしたが、こうして素敵な曲を聞かせていただいたり、とても趣のあるブログを読ませていただいたりして、励まされております。本当にありがとうございます。

    良い年になりますように。
    皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

  • #2

    まえかわ (水曜日, 02 1月 2013 20:53)

    チョコラータ様
    そんなそんな、趣あるとは恐縮です。いつかうちのキム団も管楽器セクションが充実したらこんな曲がやりたいナアと夢想しているだけであります。

    どうかお気楽に訪室下さい。

  • #3

    コリラックマ (月曜日, 07 1月 2013 17:49)

    遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年も楽しみに読まさせて頂ければと思います☆

    献血ですが、免許の更新に行った時、外に献血カーがとまっているので帰りがけにして帰ってました。以前渋谷の献血ルームはドーナツ食べ放題と聞いたので(若気の至りです…不純な動機ですみません)友人と行きましたが朝ごはんを食べてないということで、献血できず、ドーナツ一個もらって帰って来たという思い出があります。
    あと海外旅行返りのため献血不可な時もありました(たしか二週間かそこら経過しないと献血できない決まりだったような)
    昔高校の先生が献血ゴールドカード持っていたのを自慢されたので、何かの折には献血するようにしています。患者さんの役に立てて頂けるとありがたいですね(^^)

  • #4

    まえかわ (火曜日, 08 1月 2013 19:54)

    コリラックマ様
    お久しぶりです.ドーナツ食べ放題とは,大盤振る舞いですねえ.
    いずれにしろ,多くの方のご厚意で私たちが輸血を使えると思いますと,出血が少ない手術を心がけなくてはなりません.

    私はバリで客死しかけましたが,輸血は問題ない時期と場所だったようです.