地方会 (まえかわ)

祖父の畑で採れたじゃがいもをさっそくポテトサラダにしました。

 

私はあまり慣れていないので、レシピを書くのは今回は避けようと思うのですが、太陽を浴びた野菜の味がします。

 

 

ある調味料メーカーのCMではありませんが、確かに『私は私の食べたものでできている』のです。

 

 

 

さてさて、昨日は仙台で胸部外科、血管外科学会の東北地方会でした。

 

東北六県の施設から学術的な発表をする場です。

全国学会総会と比べ、主に『症例報告』など、規模が比較的小さい研究を報告する場でして、その機能は主に若手医師のプレゼンテーションのトレーニングであります。

 

当医局からも、ザキミヤ先輩、水本君、ヒロオカ君、シャレ君、渡会君、あい女史がプレゼンテーションに行きました。私は留守番なのです。

今週いっぱいは彼らは毎日のように、プレゼンテーション合宿でありました。

 

外科医に求められる能力の1つに学術能力があります。

論文を書いたり、全国学会で発表したりという能力です。これも、はじめから難しいことをこなせるわけではなく、若手の人の適正や習熟度を見ながら、成長を促さなくてはなりません。

 

 

ドラクエでいいますと・・・

 

はじめからドラゴンだのメタルスライムを倒せるわけはないんですね。

はじめはスライムとかゴブリンとか、そういうザコ敵をやっつけて達成感を持ってもらうということから始まります。

 

 

日ごろ患者さんのケアだけでも精一杯かもしれませんが、後輩諸君が大学で恥ずかしくないだけの学術能力を身に着けてもらわなくては、と心をにしているのです。

 

でも基本は『仏心』ですよ。

 

 

 

さて、私事ですが、先週の教授会(研究科会議)で、私の大学院修了が認定されました。

『医学博士』ということになりますが、

『やったーーー!おわったーーー!』

という達成感も多少ありますが、学位取得者として後輩の指導だの研究の主導だの、医局の学術活動でそれなりの責任を感じるのであります。

(内科系の医局みたいに、全員学位をもってて当たり前という感じではないのです。)

 

貞弘教授はじめ何人かの教授をされている先生から、『おめでとう』とお祝いの言葉を頂きました。

 

 

これからは祖父のじゃがいもと同じで、『収穫』の時期です。

これまで必死に耕した『バイキンデータベース』から実る論文を収穫していく作業です。

 

学術活動もお百姓さんの仕事も同じです。

畑を耕し、種をまき、水や肥料をやり、天に祈り、収穫を待つのです。

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コメント: 1
  • #1

    なかた (月曜日, 17 9月 2012 09:48)

    前川先生、医学博士の取得、おめでとうございます!僕も将来は先生にビシビシしごいて欲しいです!
    そういえば、確かゴブリンはFFっすよね…。