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皆さんこんにちは。
今日は夏休み最終日、掃除洗濯の合間にこの文章を書いております。
昨日まで岩手の私の実家、家内の実家で過ごしてきたのですが、道すがら東北の大地に広がる田畑を見ますと、新米の季節までもう少しであることがわかります。稲穂は青から少しずつ黄色になり、お辞儀を始めております。
明日から再び診療業務、学生さんの研究室研修指導、そしてライフワークである臨床微生物研究に戻らなくてはなりませんが、仕事があるのはいいことです。9日も休みますと、そろそろ仕事をしたくなって参りました。
では、京都編最後です。
天候にも恵まれ、京都3日目。京都駅のコインロッカーで荷物を預け、京都駅より再び市バスで清水寺へ。
バス停から20分ほどお土産物屋の坂を上り、清水寺へ到着です。
『清水の舞台』という言葉がありますが、ご存じのように昔はここから願いをかなえるため清水ダイブした方がたくさんいたそうで、幕府のダイブ禁止令が幾度も出されたそうです。
お堂に、東日本大震災で亡くなられた方への鎮魂のために、津波の流木で大仏様が掘られたそうです。1メートルくらいある大きな鐘を鳴らし、合掌。観光客の方が、列をなして鎮魂の祈りをささげるため、鐘の音がひっきりなしに響いております。
津波で私の遠い親戚も何人か亡くなりました。
ちなみに、イメージ右下の清水はこの寺の語源となったものであり、願いをかなえようと長い柄杓で清水をすくって口を漱ぎます。
さてさて、清水を後にし、最終目的地である三十三間堂へ。
残念ながら、お堂の中は撮影禁止です。上のリンクより公式ホームページへ移動できますので、こちらでで堂内の仏像をご覧ください。
さて、外から見た三十三間堂はイメージのように縦長の作りをしており、この裏で成人式にお堂の端から端まで弓矢を射る、ということをしているそうです。
中に入りますと、静謐な空気が満ちております。
そろそろと端から入りますと、なんと1000体の千手観音、中央に巨象(中尊)、二十八部衆、風神雷神がいらっしゃる。
総鳥肌であります。
あたかも、仏像の林であります。
千体の千手観音様それぞれの身長は160cm位であり、ヒトと同じくらいの背丈のため、リアリティがあってなお感銘を受けます。さらに、足元に作者の銘が記載されていますが、この観音様たちが千年近く前から受けてきた尊崇は限りないものと想像されます。
ちなみに、この千体のなかに、必ず自分が会いたい人と同じ顔をした観音様がいらっしゃるそうです。
『千本の手で一切衆生の苦を救ってくださる』とは、ありがたい限りです。
生老病死からはじまる四苦八苦だけでなく人生は苦に満ちていますが、こんなたくさんの手ですくっていただけるのはありがたい限りです。
(気力が満ちているときに書きたいですので、次回へ続きます)
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