バリからのブログ その2(前川先生代理:みく)

こんにちは。

 

今日もバリからのブログをお送りします♪

 

前川先生のブログメールは日本語で届くのですが、現地では日本語に変換できないタイプのPCもあるようで、このブログメールの前に英語のメールが届きました。

 

英語の苦手な私でも分かったこの文章

 

Water in Indonesia is very dangerous.

 

・・・もしや恐れていたことが先生方の身に!?

 

それでは、今日のブログをどうぞ

 

 

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『バリ編についてのご注意。
私の文才と、秘書未来氏にメールで送ってからアップしているという都合上、少々読みにくかったりタイムラグが生じておりごめんなさい。
と申しますのも、ホテルのビジネスセンターからお送りしていますが、1時間10万ルピア(日本円で1000円くらい)という時間的制約の中で書いているのです。

iphone
で主に写真を撮っているのですが、やはり少々なれず不便です。載せられなかった写真は、山形に帰ってからアップしますので、後日読み直しますと、微妙にアップ画像を追加しているかもしれません。


バリ到着より。 


空港をでますとまず目に付くのが、その辺の地べたに座っているインドネシア共和国民です。非常にのんびりしているのか、若い者もご老公も、その辺に座って談笑しております。
日本では『行儀悪い!!』と言われそうなのですが、街中どこでも露天みたいな感じのところでは地べたに座るインドネシア共和国民がいます。
おそらく、念に一度でも雪が降る季節があると、こういった風習は存在しないのでしょう。スコールを避けつつ雨宿りし、年中常夏ですとこういう井戸端会議的習慣が定着するのかもしれません。


空港を出ますと、ハヤシ君が手配してくれていたHISの現地ガイドさんが待ってくれていました。当然ながら日本語が堪能な方でご指導のもとまず現地通貨へ換金です。

デンパサール空港の出口前に個人経営と思われる両替商の方たちがたくさん手招きしておりますが、これらを無視し、外でエクスチェンジであります。

この国の通貨はルピアというものですが、大体日本円とのレートは『1円 110ルピア』くらいです。大雑把に言って、ルピア値段の下二桁を省略すれば日本円に換算されるわけです。この両替商によって微妙にレートが異なり、ハヤシ君は早くも安いところを発見し、行ってきたようであります。
ちなみに、店によってはUSドルや日本円も使えます。

1000円が10万ルピアという莫大な単位になってしまうので、換金直後札束だらけになってしまいました。この国でタクシーに乗りますと、端数は細かすぎておつりをくれないか、(もしくは飴玉でおつりをくれるよう)であります。

換金を終え、HISのワゴンでホテルへ。

ハヤシ君『ゲヘヘ!! ラブワゴンみたいっすよね』

オッサン6人旅なのに、気色悪いことを言うやつです。 (熱気と湿度でイラッとしているのです)


ガイドさんから諸説明を受けたわけですが、繁華街クタの街は引ったくりがあるから気をつけろ、とのこと。また、10年ほど前宗教テロがあったそうです。
ホテルにチェックし、荷物を整理した後夕食は、夜のビーチで海鮮BBQ的な店へ。
3月ですので、卒業旅行シーズンのためか、日本の学生さんたちの団体が多数いるわけです。現地のバンドの方たちも、その団体さんを渡り歩いて、日本の歌を歌ってチップをゲットしているわけです。卒業旅行だからか、『乾杯』を歌ってくれていましたが、すでにいろいろなものを卒業しているわれわれオッサンには関係ありません。

ハヤシ君『バリソン、プリーズ』
とリクエストしますと、現地の曲を鳴らしてくれました。




さて、3月7日(水)朝です。

午前中はビーチに、昼食後学会のレジストリと、レクチャーを聴講するために会場へ。

バリ インターナショナル コンベンション センター という会場なのですが、ウェスティンホテルという、主に西洋人向けの高級リゾートに隣接している施設のようであります。
向かうタクシー中、運転手さんが片言の日本語で
『コンベンションセンター ふたつある。バリコンベンションと、ヌサドゥアコンベンションある。気をつけて』
とアドバイスしてくれました。(このアドバイスに、翌日救われることになります)

私たちが会場についたのは14時ころだったのですが、まだ会場が設営されていません
きわめてのんきな国民であります。やはり、開催される場所の国民性を見定めてから来るべきでした。


事前のプログラムに載せられていた『大動脈外科のアジア』というセッションもやっていません
登録も15時からしかやっていないということで、オオバ選手と会場内を散策。


いわゆるゴロゴロするための蚊帳みたいなベッドがそこかしこにあり、アングロサクソンのオッサンやお姉さんが本を読んだり、油塗ったり気ままに過ごしております。

オオバ選手 『ただのオッサンに見えますけど、VIPなんでしょうね』

確かに、その辺にSP的な人がうろうろしています。


さあ、15時になりましたので、レジストリに。
おそらく、一般参加者で一番最初に来たのが私たちだと思われていますが、係員の皆さんきわめてテンパっています。
自分の英語の発音も自身がないので(東北育ちなので滑舌が悪いのです)、以下のように紙に書いて受付のお姉さんに渡しました。


My name is Yoshiyuki Maekawa, M.D. from Yamagata University, Second department of Surgery, Japan
We will present our study in poster session.
We had done pre-registration and had paid $650.


この受付のお姉さんというのが、英語もできて賢そうですので、知的な訓練を受けているいわゆる学生さんみたいな立場の方だと思うのですが、かなり混雑してテンパっているわけです。

お姉さん 『Are you invited presenter?

そんなわけはありません。invited presenterというのは、たとえば教科書のチャプターを書くような教授クラスのえらい先生なのですから。

お姉さん『Are you participant?

私    『Yes』ということで、なんとか抄録集と学会バッグをゲットし、一時ホテルへ撤退。



夜になり、クタの繁華街で食事。international restaurantっぽいところで食べたのですが、ここもアングロサクソンの方のリゾートなのか、白人の方が多いわけです。みんなもくもくと会話せず食事。
地元のビール(日本で言うところのキリンとかアサヒみたいなもん)、南国果物の蒸留酒を飲んだわけです。
平和に帰途についたわけです。


さてさて、皆さん東南アジアの水が危険だとはご存知かと思われますが、この悲劇に襲われてしまうわけです
おそらく、この蒸留酒に入っていた氷が水道水だったと推察されます・・・。

3月8日深夜、腹痛、下痢に
冷や汗をかくくらいの身の置き所のない腹痛です。あ、コレはかつてないほどやばい、と自覚。

ルームメイトのオオバ選手をたたき起こして救急車呼んでもらおうか、とまで考えました。

なんとか治まり、朝になってiphoneでいろいろ調べたのですが、Jones Hopkins 抗生剤ガイドによりますと、『Traveler's diarrhea(旅行者下痢症)』のようです。
診断基準も満たしております。
クリプトスポリジウムや、病原性大腸菌、サルモネラ、赤痢菌などが原因となるようです。
ヤフー知恵袋によりますと、インドネシアは硬水であること、細菌が含まれていることなどよりこのようになるようです。

3月8日朝持参のクラリスを速やかに服用したのですが、どこまで効くかは分からず、大体は自然軽解するようです。

ちなみに、これを発症したのはやはり現時点で私だけのようです。情けない臨床微生物学者です。
気をつけてはいるのですが、生来の虚弱な胃腸ではこれが限界のようです。

オオバ選手 『まえかわ先生、旅行中絶対1回はおなか壊すと思ってましたよ』

さすがです。


ということで、明日のブログより学術活動に入りますが、医者でない方も楽しめる文章を書きたいと思います。