降っても晴れても (まえかわ)

ウィンターセミナーのはなし。

 

『外科医と臨床工学技士さんのコラボ』という貞弘教授発案の企画で、全国の一流施設からの発表を最前列で聞くという、幸運を得ることができました。

イブニングセミナーで、19時から23時30分と、実に4時間を超える発熱した議論が展開されました。

 

私は『最前列で会場の照明のオンオフと、演者の先生に記念品のストラップをお渡しする』という言ってみれば地味ーな仕事に従事していたわけですが、最前列で聞くとやはり演者の先生方の、これまで強い意志を持って積み上げてきた知識の結晶は圧倒的でした。

 

 

昔からあるジャズの名盤に『COME RAIN OR COME SHINE』(降っても晴れても)という曲があるのですが、なぜかそれを思い出したのです。私は教養がないのでこのタイトルが意味するところは全く存じませんが、おそらく降っても晴れても恋人(?)のことを想っているということなんでしょうか。

 

 

きっと、一流施設で大きな成功を得ている先生方は、雨が降ろうが晴れようが、一つのことの考えあぐねた時期があると思うのですよ。

寝ても覚めても、文字通り何か一つのことを考え続ける、というのはできそうでなかなかできないことです。

 

『COME ASLEEP OR COME AWAKE』(寝ても覚めても)

(←和製英語的で絶対間違っていると思うので、みなさんマネしないでください)

 

 

ということで、最近私はどんな短い文章でも教科書の1節でも、すこしでも早起きして読んでから出勤したいと思う日々です。

半端にやると学問は辛いものですが、高校の時よりも、大学の時よりも、年を追うごとに不思議と教科書を読むことに苦痛を感じなくなっている自分が、まあ幸せだと思うわけです。

 

 

どこかの偉いお坊さん(阿闍梨だったような)の話ですが『半端に仏門に入って修行した人より、何らかの職を何十年にもわたって極めてきた人のほうが、悟りの水準が高い』そうです。

 

 

私が知っている外科医の方も何人か『オペ神様』(おぺがみさま by 中村君)のような方がいます。

 

『手術の権化』松本大洋『ピンポン』より転用)的な方ですが、こういう先生は凄まじい妥協のなさを感じさせます。

 

 

 

 

さて、肝心のウィンターセミナーの写真は、まだ十分に整理できていませんので、来週明けくらいにアップすることになると思われます。