手指衛生 WHO恐るべし!!(まえかわ)

 

私は第二外科の学生実習担当しているのですが、先週末で医学部5年生の実習が終了しました。

1月からその下の学年が実習に出てくるのですが、オリエンテーションでどうやら感染対策の講義を受けていない(もしくはそういうカリキュラム自体存在しない)という事実があり、私は非常に憂慮しています。

 

同様のことを感染制御部の森兼先生とメールでやりとりしたのですが、研修医ですら同様の事情であるようです。

 

手指衛生が、医療現場で重要であるのは周知の事実です。

病気の弱っている人が治療を受けるべき医療機関で、こともあろうに医療従事者(とその訓練を受けている者)が、病原菌をばらまいている『院内感染』という事実は、本来あってはならないことです。

研修医、学生はもちろんのこと、新人のコメディカルもオリエンテーションでこういう感染対策の講義こそ受けるべきです。

第一線で働く中堅も、定期的に手指衛生の重要性を認識すべきです。

 

でもですね・・・

私の経験から言いますと、エライ人ほど手を洗わない!!!!

 

ある科の教授などは、教授回診中手を消毒しない事実を指摘され、

『ボクの手はキレイだから,ハハ』と言い放ったそうな。

 

『何言ってんだッ!! オメーの手が一番きたねーんだよ!!!』

 と思いますよね.

 

 

普段からガミガミ言っている私ですが、ウチの科においては,貞弘教授は私の意見を尊重してくれるので

『そうだナ,前川は、厳しいからなァ(笑)』と笑ってくれます。

 

ということで、当直明けのけだるい昼休みの時間を費やし、『you tube』でなにやら学生教育に使えそうな、参考になる動画はないかと探していたのです。

 

ありました!!

 

WHO恐るべし!!!

 

これは、『セサミ・ストリート』に近いものがありますよ!!

というのも、セサミストリートは、アメリカの識字率とか、英語の公用語化にかなり尽力したというのです。

 

いくら立派な理念でも,現場でしっかり普及して実践されなければ意味がないんですね.

この陽気な(?)ラップで、手指衛生を勉強しましょーッ!!!

(昼休み、ハヤシ君と秘書未来氏,智子氏でバカウケしていた)

 

WHOのエライ先生の前置きはありますが、さておき『3:06』くらいからラップをお楽しみくださいッ!!!

※ラップの黒人のお兄さんが初めに言う『HAI』とは,医療関連感染(hearlth care associated infection) のことで,一昔前まで院内感染(nosocomial infection)と呼ばれていたのと同じ意味です.これを防ぐために手を洗おうよ!ということです.