Safer Surgery(前川)

久しぶりに画像ありです。

 

胸部外科の会長講演で、名古屋大の上田裕一教授がご紹介していた本です。今週土曜日山形に講演にいらっしゃる先生です。英国の外科医を育成するシステムなどについて書かれていますが、確か英国では、専門医は学会が認定するものではなく『国家資格』だと以前Royal Bromptonに留学されていたPediatric cardiologistの松井彦郎先生におしえて頂いたような。内容は、いわゆる医学書ではないのでやや読みにくく、拾い読みです。私が今読んでるのは外傷外科、整形外科医を教育するシステムの章ですが、修練医に求められる手技のチェックリストにこんなのがあるんですね。

 

□Follows in agreed, logical sequence and protocol for the procedure.

□Proceeds at appropriate pace with economy of movement.

□Uses assistant(s) to the best advantage at all times.

 

一番目の『logical sequence and protocol for the procedure』というフレーズに、キレの良さを感じます。

 

金先生は、ハヤシ君に『ハヤシィー、おまえは首から下しか使いモンにならんのやー(大阪弁)』とよく言ってます。いや、いじめとかそういうんじゃなくて、かわいがっている(?)んですよ。ハヤシ君は何を隠そう、首から上(頭)をたくさん使う『小児科医』になろうとしてましたからね-。

ただですね、首から下を動かすのも頭なんですなー。この、手術をする『脳(能?)』、いろんな外科医を見聞きして研究する価値があります。ちなみに金先生は、『術中の手術脳』が異常に発達してるんですよ。

 

一方で、手術に入る前の計画とか、助手・麻酔科・MEさん、看護師さんに対するリーダーシップも大事だと、この本では述べてるんですよ。この本では『Non-technical skills』と呼ばれているんですが。

 

前述のように、労働時間が長いため生活が単調で、仕事のことばかりの投稿が多くすみません。

明日は祝日ですが、あまりICUから離れられず。家内には申し訳ないのですが、家内のお兄さんが習っていたピアノの先生のコンサートは一人で行ってもらうことにしました(たぶんあまり期待されていない・・・)。

 

追記。

このサイトも開設1か月たちますが、訪問者1100をこえました。

たまーにICUの看護師さんとか、同期の皆さんからもコメントいただいております。

ありがとうございます。