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緊急入院が多く,病床の稼働率は100%越えが続いています.いわゆる他病棟への『ベッド借り』というやつです.これがまた面倒くさく,さまざまな面で仕事が増えます.
①いろんな病棟に足を運ばなくてはならない⇒疲れる.タイムロス
②その病棟のしきたりを学習する必要がある⇒これもタイムロス
③循環管理が必要な患者は他病棟(特にマイナー科病棟)で煙たがられる(したがって外科医も煙たがられる)
④ベッド借りの事務手続きが面倒.何回電話しなきゃなんねーんだよ!コノヤロー!とかいらいらすることもあります. 大学は事務仕事が多いんですよ、本質的に。
病院の収益に貢献してるのに、なんで煙たがられるわけ?
まあ、病棟の看護師さんたちもがんばってくれてるので、あまりいいませんが。
悪循環なんですな.患者が増えれば増えるほど仕事が等比級数的に増える.
病棟を回せるスタッフの人数も限られているので,他病棟のベッド借りが増えれば増えるほど『下っ端戦力』が分散する.こうなると,どこかの病棟で目が届かず具合が悪くなる患者さんが出てくるんですよ.もちろん,そうならないように気をつけてますが.
予定入院と,緊急入院が,うちの循環器グループで何割ずつかはデータもってませんけど,緊急入院は1-2割ですかね.もちろん,施設の立地条件や科によるのでしょうが.ちなみに大学の呼吸器内科の先生方は,冬は半分以上が臨時入院『いわゆる呼吸器感染,肺炎』みたいです.これも大変ですねー.二次中核病院の小児科とかもそうなんでしょうか.
なんかの心理学書で読みましたが,予測できない仕事にさらされ続けると,人間は仕事量以上に疲労・ストレスが生じるそうです.当たり前と言えばそうなんですけど.予測できれば,仕事量多少多くても精神的に参りませんが,予測できないと自己無力感が生じるとかナントカ.
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